せどり・転売についてコメント
せどり・転売についていくつかコメントを頂きましたので、紹介させて頂きます。
Aさんのご意見
ネットで本を購入することが多いのですが、その場合目的の本があって検索を掛け購入という流れになります。
大抵安値で買えるのですが、中には高額なため断念した本もあります。
需要と供給の関係で値段は決まるので、なんとも言えないのですが、せどりで値段がつり上がっているのかという疑念もあります。
勿論その値段でも買いたいという人がいるから成立しているのでしょうが、適正価格がどの辺りなのかが今ひとつ不明で、本のせどりに関しては胡散臭さを感じてしまいます。
一例ですがヤクザの破門に関しての本を私は大手の中古本屋で105円で購入しましたが、その本は後でネットで調べたら7000円の値段がついていました。
勿論新品に近い状態の本がその値段で売られており、私の購入した105円の本が7000円で売れるとは思いませんが、それでも本の内容といい、とても数千円の価値のある本とは思えませんでした。
私の場合本に関してですが、適正価格を蔑ろにし、出品者の主観により値段が変動するという現状は、行き過ぎるとせどりというシステム自体の崩壊を招くのではないでしょうか。
Bさんのご意見
せどり、転売屋については中立的な立場でいたいですが、正直言ってあまりいい仕事とは言えないですね。
おもちゃなどを法外な値段で売ったりする人もいますし、転売目的で購入するっていうのは、まっとうな商売をしている人からしてみればバカにされているような気がします。
ただし、せどりや転売で楽々に稼げると思っているとしたら、それも違うと思います。
表には出ていませんがそれなりの苦労があります。
また、世間からの風当たりも強いです。
それを乗り越えてやっていける人だけが稼げるのだと思います。結局楽して稼げる商売なんてものは存在しないのだろうなって感じです。
Cさんのご意見
私は宝塚歌劇の大ファンで全組を見るのですが、男役トップスターさんの退団公演や有名な大作ミュージカルの公演は、チケットを買い占めて転売する人がいてファンの間でも不満が高まっています。
チケット販売サイトやオークションでは、1枚8300円のはずのチケットに3万円とか4万円とかの値段がついており酷い時には10万円を越えることもあります。
宝塚のチケットなどを転売して6年間で5500万円稼ぎ逮捕された男がいましたが、夢を売る宝塚のチケットを転売して私腹を肥やすなど、絶対に許せない行為だと思います。
人気の高いトップスターさんの退団公演がもうすぐあるのですが、転売行為で儲ける人がいないようにして欲しいです。
Dさんのご意見
限定品や数量限定の物を買うとなると、発売日当日に並ばなければならなかったりしなければなりません。
それが必ずしも土日や祝日でなかったり、自分が暇でない時もあります。そういう時に私は転売屋などから買う事があります。
転売屋がいなく限定品などが欲しい人にだけ行き渡ってしまうと市場にも出てきにくいですし、どうしても欲しいとなるとアルバイトなどを雇って頼まなくてはならないのです。
その手間などを考えると転売屋などが居て良かったと感じます。
それでも転売価格があまりにも高額になってしまったり、買い占めといった事がなければ転売屋はいいかなと感じたりはします。
せどりに関しても店舗問い合わせなどの手間を考えると、実店舗などから探し出してネットオークションや市場などにあげているのでいいかなと感じます。
多く出てくれば市場価値も下がってきて買いやすくなってきますので、せどりがあっても良いかなと私は思います。
Eさんのご意見
ニュースや記事などで、買占めによる高騰を見る限り、子供が欲しがるアイテムなどが手に入れられない様を見るとかわいそうな気持ちになります。
ですが、せどりや転売も立派な商行為であり、投資方法の一つであるという事実は動かせません。
資本主義社会においてはこのような商売方法も法律で規制されない限りは許容されていると見るべきで、感情に任せて非難する事は無理があります。
もし自身が個人消費者であり、対象となる商品をどうしても欲しいと考えるならば、自分も店頭に並んで手に入れるべきであるし、それが不可能であれば買い物代行などのサービスを利用すれば良い話です。
また、国際的に見てもせどりや転売行為は広く行われており、国際的な視点から見ても許容されている為、肯定するべきだと言えるでしょう。